事業承継補助金とは / 大神田税理士事務所

事業承継補助金とは事業承継をきっかけに新たな事業に取り組む中小事業者を支援する補助金です。
毎年公募があり、申請を行い審査を待ちます。
採択率は補助金の種類によって異なりますが、40％〜70％程度です。

まずは補助金の種類と補助率及び補助金額について見ていきます。
事業承継補助金にはⅠ型とⅡ型の2種類があります。

Ⅰ型は後継者承継支援型というもので、経営者交代を契機とした経費を補助するものです。
補助率は小規模事業者で3分の2、小規模事業者以外では2分の1。
補助金額の上限は小規模事業者で200万円、小規模事業者以外では150万円となっています。
これとは別に事業の廃業費用が最大300万円（小規模事業者以外では225万円）上乗せされます。

Ⅱ型は事業再編・事業統合支援型というもので、M&Aによる事業承継の経費を補助する物です。
こちらは審査によって審査結果上位とそれ以外に分けられます。
上位の補助率は3分の2、上位以外は2分の1。
補助金額の上限は上位で600万円、上位以外で450万円となっています。

補助金を受け取るためには様々な要件を満たす必要がありますが、要件自体はそこまで厳しいものではありません。
ただし、定められた期間に事業承継を行っていること、または行う予定でなければなりません。

実際に申請を行う時は書類を集めることから始まります。
応募に必要な書類は法人か個人事業主かで異なり、Ⅰ型を申請するかⅡ型を申請するかでも異なってきます。
多くの書類が必要になりますから早めに準備しておくことをおすすめします。

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