親族内の事業承継 / 大神田税理士事務所

中小企業の多くは親族経営を行っていることもあり、親族承継は多くの企業で行われている事業承継です。
親族承継のメリットは事業承継が行いやすいこと、社内からの理解を得やすいことなどが挙げられます。

親族承継の場合、後継者候補の方が同じ企業で勤めていることも多いかと思われます。
同じ企業であれば、業務の引き継ぎを長期間でじっくりと行うことができます。
また会社内でも次の後継者が誰か分かっているため、事業承継後も円滑に経営できるでしょう。

親族承継では、親族の後継者候補から事業承継する意思を確認しておくことが重要です。
親族承継でよく発生するトラブルは後継者候補の方から事業承継を断られ、後継者が決まらないというケースです。
そして最悪の場合そのまま廃業となってしまうことも少なくありません。

上記のケースでなくても、現経営者の方が体調を崩すなどといったアクシデントによって事業承継が難しくなる場合もあります。
親族承継を検討されている場合、現経営者の方が健康のうちに準備を進めておく必要があります。
万が一に備えて早めに準備していくことをおすすめします。

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